ちょっとした田舎で暮らす

ちょっとした田舎で暮らしています。虫や遊びや手芸とか日々の事を書いていきます。

オオキベリアオゴミムシの話。

みなさまゴミムシってご存知でしょうか?

過去に話しをしたかもしれませんが、今日はゴミムシの中でもオオキベリアオゴミムシについてお話しします。

 

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↑オオキベリアオゴミムシ。いつもの如く不明瞭写真ですみません。ここまで来たらこれが通常と言うくらいの統計ですがw

これからは鮮明に撮れた時に謝ろうとさえ思えてきますw 『綺麗に撮れてしまい申し訳ありません』的なw

 

話は脱線しましたが、話に鮮明な補正をかけますね!

このオオキベリアオゴミムシはメタリックなボディでお尻の羽は緑色と黄色の縁取りがあり縦に筋が無数に入ってます。ここまでは全国的にも同様です。注目すべきは首の色です。

この色は地方により異なりコレクターの心をくすぐります。ちなみに写真のオオキベリアオゴミムシは緑色縁取りの赤紫の光沢です。実物はもっと鮮明に輝きます。

 

このオオキベリアオゴミムシの幼虫は卵から孵化すると直ぐにカエルを食べます。

その食べ方が凄く珍しく、カエルに飛びつき柔らかな部分を噛んで離しません。そして噛んだ部分からカエルの体液を啜(すす)る感じで捕食します。

噛みつかれたカエルはそのまま生活し、いずれ吸い尽くされます。カエルを1匹食べるとオオキベリアオゴミムシ幼虫は脱皮(加令)をします。これを3回繰り返し繭になり成虫となります。カエルはタガメや蛇、鳥など様々な生態系の礎になっています。

 

しかし、このオオキベリアオゴミムシは田んぼの農薬や河川の工事などで環境が激変し今では絶滅危惧種となっている県もあるくらいです。

 

このオオキベリアオゴミムシはゴミムシですのでカメムシ同様に刺激を受けると悪臭を放ちます。この物質はクレゾールと言います。消毒液の成分で聞いたことはありませんか?

その殺傷能力で外敵から身を守るのです。

またこのオオキベリアオゴミムシは越冬します。気温低下とともに土中に潜り春を待ち、地上に出てきてカエルやミミズを食べる昆虫となります。

 

キャンプなどで火を焚いているとこのゴミムシは特に光が大好き!いきなり火の中に飛び込んできて驚いてクレゾールを出し「ボッ!」っと火の中で爆発します。小さくですが。

その香りといったらなんと表現していいものか例えが思いつきませんが、湿布と鉄錆とアルコールを混ぜたような香りです。

皆様もその深い香りを一生で一度は体験する事をお勧めします。きっとどんなアロマより鮮明な思い出が脳裏に香ることでしょう。

 

おしまい。